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妊娠中の便秘には原因が2つある
妊娠中の便秘には原因が2つありますもちろん、他にも違う病気が引き金で便秘になっている可能性があります
ただ、便秘を引き起こすと言われている病気の場合、妊娠初期の血液検査や、健康診断で判明される場合が大半です
だから、2つの原因だけ知っておくとよいでしょう
また、産後に便秘が解消されることも多々あります
焦らず気長に改善していきましょう
では、妊娠中の便秘原因には一体何があるのか?
大きく分けて2つになります
- 直腸性便秘
- 弛緩性便秘
直腸性便秘とは?
直腸性便秘とは、人間の腸には小腸と大腸など分かれていますが、大腸を赤ちゃんが圧迫をしてしまい、結果便秘になるといった症状を言います
妊娠初期では、ほとんど可能性的にはありませんが、妊娠中期から後期にかけて、良く見られます
通常、便が腸に溜まると、お通じとして出るようになっています
しかし、圧迫されることで、腸内に留まる時間が自然と長くなります
そうすると、腸が便の水分を吸ってしまうので、硬い便となり排出が困難になります
普通であれば、出産後、今まで便のある腸を圧迫していた赤ちゃんがいなくなるので、便秘が解消されるはずなのですが、そのまま慢性化する人もたくさんいます
出産後、今まで便秘の症状が無かったのに、急に便秘をするようになったという話も聞いたことありますよね
弛緩性便秘も同様のことが言えます
便が腸内に滞在している時間が長ければ長いほど、脳は許容量を勘違いしてしまいます
今まで、便が通りにくくて、常に腸内にウンチが停滞していると、日頃から腸に便があっても便意を感じられなくなってくるのです
つまり、妊娠中の便秘は、すぐに対策をしないと、慢性化に繋がる可能性があると言っても良いでしょう
弛緩性便秘とは?
弛緩性便秘とは、ホルモンによって引き起こされる便秘です
女性は妊娠をすると、プロゲステロンというステロイドホルモンが体内で産出されます
プロゲステロンは、妊娠では大変重要なホルモンになります
特に子宮内膜や子宮筋を正常になるように働きかけ、血糖値を正常にします
ところが、腸にある筋肉
平滑筋を弛緩させる作用もあります
結果、腸のぜんそく運動が弱まり、排便が困難になります
これが、弛緩性便秘です
妊娠中に便秘になると、いつもよりガスが腹部に溜まるので、早期改善も必要です
解決策は一つで十分
まず、妊娠中だということを考えると、下剤などを利用するのは極力避けたいところです
直腸性便秘も、弛緩性便秘も、原因自体取り除くことは不可能となります
そこで、腸のぜん運動や、便が出やすくなるような環境を作るのが最善策ではないでしょうか
つまり、便自体の硬さを軟らかくすることに徹底すれば、簡単に出る可能性が高いのです
というより、他に良い方法はないと思われます
便を軟らかくするには、主に3つの方法があります
食物繊維を摂取する
便秘の解消には、食物繊維を摂取することは、非常に重要なポイントになります
ただ、やみくもに食べればいいというわけではありません
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランス良く取る必要があるのです
割合としては、水溶性食物繊維1に対して不溶性食物繊維が2となります
具体的に水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は、どの食材に含まれているかは下記の通りになります
1.水溶性食物繊維
- 大麦
- アボガド
- おくら
- 山芋
- なめこなどのキノコ類
- 海藻
- その他ヌメヌメした食材
2.不溶性食物繊維
- いんげん豆
- おから
- エリンギ
- きくらげ
- 抹茶
- しその葉
- トウモロコシ
水分を十分に取る
便自体、普通であれば、ほとんどが水で構成されています
水分を多く取れば、便が軟らかく水っぽくなるわけではありません
いくらミネラルウォーターを飲んでも、尿や汗で体外に出ていってしまいます
ただ、水分が不足していると、脳は体内から補給していきます
つまり、便に含まれている水分を腸壁から体内に取り込んでいくのです
結果、便が固くなり、妊娠中の便秘をさらに難治化させるのです
水分の摂りすぎは、水毒の恐れもあるので、注意が必要ですが、取らなさすぎは、便秘をひどくするので注意が必要です
そこで、妊婦さんは、より多めの水を飲むことにしましょう
するっと抹茶を利用する
妊娠中に飲める便秘茶で、さらに副作用の心配がないの物であれば、するっと抹茶が一番だと思います
水分も補給でき、さらに不溶性食物繊維も摂取できる
おまけに、便秘茶として愛用されている
さらに、初期購入については、大幅な割引制度がある
もちろん、普通のお茶を飲んでも構いません
しかし、市販されている便秘茶・・・特にキャンドルブッシュ系のお茶は妊娠中は避けてください
下剤の主成分であるセンナもキャンドルブッシュと同じハーブです
薬でなくても、副作用はあるので、妊娠中というデリケートな時期には注意が必要です